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学生時代にスポーツしてた
的な感覚はやはり異世界人の僕と同じ基準には無い、か。当然か。

樹刑。

それは森鬼の実益にもなる彼らの極刑。

一定以上の魔力ある種族に対して使用が出来る、彼らの状態異常系ユニークスキルを用いた。

”存在を樹木に変える”刑罰だった。アディダス 靴

変えられた存在は、年月をかけて徐々に意識を失い、終いには己の記憶をも失う。変化してしばらく(数年から十数年)は元の感覚が魂に残っているために枝葉を折られたり表皮や内部に傷がつけば痛みも覚えるらしい。悪夢だ。

スキルはほぼ一瞬で発動し、状態異常が成功すれば数秒で存在を樹に変える。なんですかこいつらは。

「はい、森に無法を働いた者や不当な侵入者たちです」

長老さんの一人が何事も無く教えてくれる。

「我らから長らく失われた術でしたが。今代であの者が」

指し示す先には僕と戦闘を繰り広げたABに肩を借りてふらつきながらもついてきた脳筋森鬼。

「先祖がえりであるのか、この術に目覚めましたので樹刑が復活したのです」

「そうであったか。血が濃かったのか、素養が並外れていたのか。まさか自力でこのレベルに達する個体がいようとは驚きじゃな」

巴は得心して何度も頷きを繰り返す。

「結界の弱体化に伴い、管理地域のみかこの村にまで他種の侵入が起こり始めており、あの者に戦闘指揮を任せ対応しておりました」

戦闘のリーダーか。

確かにあの手の人物は、何と言うか。

一人王の傍に控えているだけで護衛は十分とさえ思わせる様な、理不尽な戦力への信頼を感じる。脳筋で暑苦しくて無駄に直感に優れたタイプ。しかも、意外と物事も考えていたりする脳みそ複数搭載型のチート型もいるからな。できればこっちじゃないことを祈るよ。

今回も明らかに駄目な状況にあっても、普通なら死んでいただろう二人の中に入っていても、ちゃっかり助かってるし。

あの不思議でまともに相手をするとすごーく疲れそうなABは彼の副官的な立場なんだろうか。肩を貸して心配そうな表情で傍にいる辺り、慕われてはいるようだけど。

「結界については考えがある。安心せい」

「蜃様、真にありがとうございます。これで外敵を恐れずに再び穏やかな生活ができます」

あまり長くいたい所じゃない。彼らの村でするべき事も既に殆どが終わっているんだ。

巴に目で合図すると彼女はその意志を汲んでくれたようだ。どうも、気分が暗くなっていけない。

「では戻るとするかの。それとな森鬼ども。儂は巴じゃ。何度も言わせるでない」

「は、はい巴様」

怒気を孕んだ巴の言葉。

僕は背筋の悪寒をどうにか振り払う。刑場、なんてこれまで生きてきて初めて来るからかな。ひどく、気持ちが悪い。

最後にもう一度。

元は何であったのかわからない各々の樹木を見る。ヒューマンか亜人か、それとも魔獣なのか。

僕が界を使っても、澪が解毒や解呪を試みても、あれらは元に戻らなかった。一度発動してしまえば僕でも手に負えない。そんなものも、当然のように世界にはあるんだと、心に刻んだ。adidas originals

このままにしておくつもりはない。

相応の罪を犯したものだから、この刑を受けた。そんな者だけにこの力が向けられる内はともかく、暴走して単なる戦闘に使われるようになる可能性だってあるんだ。

出来るのかはともかく、回復の方法を模索してみよう。幸い僕には優秀な蜘蛛と、その眷属がついていてくれるから。

~脳筋?~

オレの体にリッチなんて気持ちの悪いヤツが巣食っていたとはまったく気付かなかった。

最近の疲労や徐々に強くなる奇妙な感覚は、
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