おはようございます。
ブーツマン牧野です。
ブーツマンはB級映画大好き。
どんなつまらない映画(失礼)でも、それなりに美味しくいただける自負があります。
そんなブーツマンですが、ときどき、ほんとにごくたまに。
どうやっても楽しめない映画に出会うことがあります。
マイナー映画紹介もそれなりに続いていて
ごくごくごく一部の方から熱い支持をいただいていますので
今後は、ちょっと(かなり?)際どい「地雷映画」も紹介しようかな、と思います。
今回は、そんな地雷映画コレクションの中から、こちら。
『
PLANET RAPTOR(邦題:ジュラシック・プラネット―恐竜の惑星)』

21世紀後半―
地球は荒廃が進み、人類は新たなる生存の地を求め、自らを分子化しあらゆる惑星移動と惑星探査を頻繁に行うようになっていた。
今回科学者と彼らを護衛する精鋭部隊が探査に来た惑星は、知的生命体が存在するかのような謎の古代建造物が立ち並び、しかも血に飢えた恐竜が群れをなし棲息する惑星だった―
…ネットで検索すると、こういうストーリーが出てきます。
が、映画を見てもこういう説明は一切ありません。
(特に“地球は荒廃が進み―”のくだり)
また、一番派手なアクションシーンはパッケージであり、本編には出てきません。
あまりに唐突なスタートと抑揚のない展開、説明不足のストーリー
貧相なビジュアルにあっけにとられているうちになんだかわかんないまま終わる―
そんな映画です。
●肉体を分子化して転送できる技術がある時代の“精鋭部隊”の装備がカラシニコフ小銃(AK47)
●信頼度で鳴らしたカラシニコフが次々とジャム(弾詰まり)を起こす
●マッドサイエンティスト的科学者が護衛部隊を“モルモットにした非道な実験”が単なる免疫テスト
●“謎の知的生命体”が普通にポムっと肩を叩いて登場。直後、普通に倒れて死亡
●スピードラーニング的CD教育で未知の異星語を完全通訳
などなど…
ツッコミどころは無限にありますが、全体のクオリティが低すぎるため
“ディティールにツッコミ入れながら楽しむ”というB級マニアの楽しみ方すらできない。
特に最悪なのが、“血に飢えた恐竜”のCG。
基本、3パターンぐらいのCGを使いまわしのため
「逃げろ!恐竜が追ってくる!」という緊迫したシーンでも
一斉射撃で恐竜を撃退するシーンでも
かなりゆっくり歩いてくる。
しかも、行儀よく一列にならんで('A`)w
“予算がないからCGで”というのはよく聞きますが、CGの予算まで削ってる映画はあまり見ません。
百歩譲って予算はしょうがないとしても、見せ方が下手すぎる。
遠くからはゆっくり歩きのCG、襲われると顔もしくは足が突然画面に大アップの流れは
「川口浩探検隊」を髣髴とさせ、たちの悪い冗談のよう。
これはもう大学生の自主作成映画レベルといってもいいんじゃないかと…。
ブーツマンが本気で「見なきゃよかった…」と後悔した映画です。
「川口浩探検隊」を見るつもりで借りればそれなりに楽しめる可能性がありますのが、オススメはしません。